サムネイル出典:ZPI
どうも、うめだ(@umesooooo)です。
ルアーマガジン12月号の「レンジの秘密」という記事でトラウトやナマズ、ソルトの達人でもあり、バス釣りの名手としても知られる松本幸雄プロがレンジの秘密について解説されていたのでまとめてみました!
トッププロは極めて意識しているレンジ。
ただ、それをはっきりと明かしている人は少ないと松本プロ。
そのレンジの秘密を是非チェックしてみてください!
レンジの掟
ヘラブナやワカサギなど、ほとんどの釣りに置いてレンジは最重要項目。
ただ、バス釣りの場合はルアーやテクニックの方が重視されており、レンジは軽視されがち。
松本氏はどの魚種でも重要な順番はこうだと言う。
①場所
②レンジ
③アプローチ
④ルアー
⑤色
なので、レンジはかなり気にしなくてはいけない。
ただ、バスのいるレンジとバスが食うレンジが違うことに注目する。
基本的にブラックバスは自分より上にいるものを攻撃する。
なので、横方向にルアーを巻くならバスの目線より上を引く方が騙しやすい。
最も騙しやすいのはトップとボトムである。
目線より上を引くとルアーのアピール力が損なわれる。
そのため、アピール力の強いルアーで上を引くようにする。
中層
最も難しいとされる中層の釣り。
例えオカッパリだとしても中層のレンジ把握はできる。
その方法はカウントダウン方法。
自分の使っているリグがボトムに着底するまで何秒かかるを計測する。
仮にボトムに着くまで6秒だとする。
同じ場所にキャストして4秒でラインが止まったら・・・それはアタリだ。
魚探が無い場合はカウントダウン方法で地形変化も把握する。
中層に浮く食い気があるバスに対してのアプローチ法は、
①カーブフォール
②流れに乗せてドリフト
③スローフォール(フリーフォール)
の3つが有効。
魚に食い気がある場合は、バスにルアーを寄せる事が許される。
ニュートラルなバスに対してのアプローチ法は、
①下から一気に巻きあげて水面に追い詰めたように思わせる。
②高速で下に落としてボトムに追い詰めたように思わせる。
③動かさない。
の3つが有効。
食い気がないので、スイッチを入れなければ食わない。
バスは自分から逃げていくものを本能的に追う。
・ウインドレンジ3/8オンス/ノリーズ
霞水系での松本プロのマストアイテム。
中層はこれを巻き、反応があればスモラバを投入。
巻き上げの際に食ってきたらそのエリアは難しいと判断。
・Bカスタム3/8オンス/デプス
クリアウォーターで広範囲に探る場合はBカスタム。
バスの警戒レベルを意識して下げる。
表層
表層は別格のレンジ。
たった1cm違うだけで中層での1mにも匹敵するという。
水面直下はバスにとってもルアーが見づらい状況+水面まで追い詰めた状況を作れる点が〇。
一番理解しやすいのがムシパターン。
ムシパターンは実際にバスが虫を捕食しているかどうかはどうてもいい。
全ての要素を排除しないと騙せない状況下で使うパターン。
・ケロムシ/デプス
大ぶりの手足が集魚効果絶大。
ちょうちん釣りのために開発された虫系ワーム。
ムシパターンは基本宙に浮かせるのでバスにとってはおぼろげな姿しか見えない。
そのうえでたまに水面で波紋を出して存在をアピールする。
ボトム
ボトムも表層と同じく細かい差がシビア。
表層と同じく追いつめた感あり。
更なるポイントはボトムにルアーを隠すことが出来る点。
ボトムを使いニュートラルなバスを騙す方法は、
①クランクやスピナベを着底したまま高速巻き。
②メタルバイブやフットボールジグを縦方向にリフト&フォール。
③ボトムでワームを左右にダート。
水深30cmのシャローでもボトムじゃないと食わないバスもいる。
ルアーがボトムにべったりついているか、ほんの少し浮いているかで釣果に差が出るのがバス釣りの面白いところ。
レンジ感
レンジ感やスピード感はラバージグで学ぶ。
・フラットバックジグ3/8オンス/デプス
・スパイニークロー3.5インチ/デプス
レンジ感、スピード感を会得するのに最適なジグ&ワームセット。
カバー撃ち、フォール、スイミング、ボトムパンプどれを取っても使いやすい。
デカバス率も高い。
最初はカウントダウンで落としていく。その後はカバーを撃つ。
アタリがあればそのレンジをスイミングさせてみる。
スローフォールの方が上で食うのか下で食うのかが分かりやすい。
中層スイミングで釣れたらその引き感を体に染み込ませる。
これをひたすら繰り返すことでレンジ感もスピード感も身に着く。
レンジ攻略に近道は無い。
逆バンジー釣法
フォールの逆で、ボトムに着いたらロッドを立てて一気に巻く方法。
ニュートラルなバスに効く場合がある。
スピナーベイトやメタルバイブを使う。
いかがでしたでしょうか。
凄く丁寧で分かりやすいレンジ攻略でしたね。
確かにおぼろげなアングラーさんは多そうなイメージ。
かくいう僕なんてまさに適当でした・・・(笑)
これを機に色々自分なりに模索してみようと思います!
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それでは!