サムネイル出典:東レ
どうも、うめだ(@umesooooo)です。
ルアーマガジン3月号の、「世界で2番目のでかバス」という記事で、デプス代表の奥村和正さんが、デカバスを狙うための心得について解説されていたのでまとめてみました!
デカバスをとことん追い求めている人と言えば真っ先に奥村さんが思い浮かびますよね。
とにかくデカいバスが釣りたい!と思われる方は是非チェックしてみてください!
1.軸となるジャンルを増やす
その時々で流行しているルアーや新製品に流されて使っている人がいるが、まずは自分のメインとなるジャンルを作るべき。
例えば、ラバージグなら3年間ラバージグだけを使い続けてみるとか。
1つのジャンルを突き詰めることで、こういうコンディションではこう使う・・・といったように引き出しが増える。
軸となるジャンルができることで結果的に釣りの幅も広がるので自己記録への近道になる。
軸になる釣りができたら、それで得た知識やテクニックを他のルアーでも試していく。
ラバージグをスピナーベイトのように使いたくてスイムジグを編み出したり、スピナーベイトのスローロールのようにバイブレーションを巻いたりしていた。
2.釣行回数
自己記録を更新したければ、とにかく釣りに行くしかない。
その中で、どうしても悪条件で何をしても釣れない状況もある。
努力して打開できるものでもないほどの。
ただ、こういう悪条件を経験しておくことも大事。
デカバスはコンディションの悪い日でも一番条件のそろったポイントにいる。
ベイトが豊富で安心して捕食できる場所。
それを探し出そうとする試みは無駄にはならない。
前回良いサイズが釣れた場所であっても、状況が変われば釣れるとは限らない。
それでも釣れるならよほどいい条件が揃っている場所だろう。
回数をこなせば良い日にも悪い日にも当たる。
3.場所を変える
自分がホームにしている場所で中々記録更新ができない場合は釣りに行く場所を変えることも選択肢の1つになる。
自分はホームが琵琶湖だが、テレビや雑誌の取材で色々な場所で釣りをするようになった。
最初は自分の琵琶湖スタイルがどこまで通用するか試していた。
ただ、それだけでは通用しなくなってくるので、基本に立ち返った釣りを試すようになった。
そうすることで、琵琶湖では体験できない釣りを吸収することができた。
琵琶湖ばかりで釣りをしていると、特有の固定観念が積み重なってしまい、それを打破するのが難しくなってしまう。
別のロケで得た知識を琵琶湖に応用することで、新たなアイディアが浮かぶこともあった。
4.池原ダム
出典:ダム便覧
池原ダムは自己記録更新が狙えるダム。
20年前からデカバスが一気に釣れだした。
ビッグベイトが主流になったのも池原ダムから。
ただ、池原ダムのフロリダバスはかなり賢い。
クリアウォーターとも相まって、バスの目もかなり発達している。
ロッドが一瞬見えただけで姿を消すレベルでサイトで騙すのは難しい。
ただ、そもそもビッグバスの個体が多いので誰でも自己記録更新は狙いやすい。
5.記録更新を狙うためのルアー
・ギラギラコウゲキ
出典:deps web
・バス型ビッグベイト
出典:deps twitter
・シークレット
秘密にしているルアーがもう1つある。
6.スライドスイマー250
・スライドスイマー250/デプス
世界的にも評価が高いビッグベイト。
ギラギラコウゲキの目標はこのスライドスイマー250を上回ること。
スライドスイマーは175の方が釣れることもあるが、一度ハマると250の威力はすさまじい。
175やサカマタシャッド8インチ、キンクー13インチなどをひたすら試してから250を投入すると、デカバスによる奪い合いが始まった。
そうして3連続で釣れたのが67,66,65cm。
全て5キロオーバー。
7.肉体改造
スライドスイマーを延々と投げ続けていると、腱鞘炎や野球肩を併発。
最終的に食っているのにアワセられなくてバラすということを繰り返したせいで肉体改造をするしかなくなった。
自己流でトレーニングはせず、プロのトレーナーに指導してもらった。
まずは食生活をガラっと一新した。
8.ストロングマインド
出典:プロショップK’s
スライドスイマー250をフルキャストできるロッド。
サイドワインダーに比べ、飛距離は1.5倍ぐらい違う。
ビッグベイトはどれだけ長く誘えるかが勝負なので飛距離のアドバンテージは大きい。
巻く距離が長ければ長いほどどこかでチャンスがある。
買う人がいなさそうなので受注生産にしたのにも関わらず、凄いセールスとなった。
9.デプスルアー
自己記録を更新したいならデプスのルアーを使ってみては?
デプスのルアーはデカバスが釣れやすいと思っているアングラーは多いはず。
デプスのルアーを使ってみたら自己記録を更新できたという話はよく聞く。
ブルフラット、サカマタシャッド、Bカスタム、サイレントキラー、スライドスイマーなど。
デプスのルアーは癖があるのでコツを学ばないといけないが、デカバスを呼ぶ力は強い。
10.ビッグワーム
ブルフラットはデスアダーを超えたかもしれない。
ただ、5.8インチはそれほど使われていないイメージ。
・ブルフラット5.8インチ/デプス
ビッグワームの強みは、ほかの人が敬遠して使わないところに敢えて投げることでデカバスを狙える。というところにある。
皆が一様に6インチを投げているところに同じく6インチを投げるなら8インチを投げる。
関連記事:【奥村和正】デプスのロングワームでデカバスを釣るテクニック!@琵琶湖
11.フックとライン
フックとラインは絶対にケチらない。
最高のロッドと最高のリール、最高のルアーが揃っていても、ラインとフックがボロボロでは絶対に釣れない。
一番優先すべきはフックとライン。
・ビッグバスフロロ/東レ
奥村プロがプロデュースしたフロロカーボン。
強度をひたすら追求しているので、硬めのラインだが、ラインブレイクの恐れはほぼない。
12.マインド
釣りはメンタルが50%。
残りは知識が25%で技術が25%。
いくら知識や技術があっても、メンタルがダメなら釣れない。
いかに本来の自分で釣りが出来るか、冷静な判断ができるかが大事。
13.世界2位のバス
世界記録のバスを釣ってしまったら燃え尽きてしまう。
世界記録のバスを釣った栗田学氏も一度は燃え尽きて、2年間ぐらいバス釣りから遠のいていたそう。
5キロオーバーのバスを釣っても全く喜べない世界。
実際10キロオーバーなんて釣れるか?と思ったが夢として意識はしている。
世界記録は釣りたい、だけども2番目でいい・・というのは結論的にイエスですね!
それでは!